住まいづくりで必ず通らなければならない、
第一関門の事前審査ってご存知ですか?
皆さんは一度は聞いたことあると思う「事前審査」。
これは住宅ローンを組むときに事前に、
金融機関に申込む手続きの事でこれから安心して、
土地探しや住宅会社を決めるのに重要な作業の事です。
事前審査の前にしなければならないことってご存知ですか?
まずは住宅ローンの勉強をしなければいけません。
皆さんは「住宅ローン」ってどこも同じだと思っていませんか?
実は住宅ローンは商品なんです。
日本全国に481社の金融機関があり1社当たり約10種類の商品があるとすると約5000種類の商品から1つを選ぶことになります。
安易に金利が安いからって変動金利にするとかハウスメーカーや不動産屋の営業の言われるがままに決めてしまうと失敗することになります。
そこで金利の事やローンの仕組みを勉強し自分に合った商品を決めることをお勧めします。
ここでアドバイス!
あなたは変動金利それとも固定金利?
このような人に向いてます。
固定金利型(フラット35)
…教育資金の準備など計画的な貯蓄が必要な人。
固定金利期間限定型(銀行)
固定金利期間終了までに繰り上げ返済用の預貯金が貯められる人又は保険の満期金などまとまった資金の入る人。
子供の教育費のピークを過ぎる人。
変動金利型(銀行)
毎月の返済額に余裕のある人、返済年数を短く設定する人、ガンガン繰り上げ返済する人、安定という言葉が嫌いな人。
事前審査に必要な書類とは?
事前審査を申込む前に準備する物の中でもっとも重要なのは「資金計画書」です。
これはあなたがこれから安心して支払っていける計画書です。
これを作らないと家づくりが失敗すると言っても過言ではありません。
では、誰が作れば良いのかですがはっきり言いますね、「建築会社」です!
それはあなたの住みたい家が分かっているからなんです。
例えば銀行マンや不動産の営業は建築のプロではないので建築費用+土地+諸経費のアドバイスが出来ません。
勿論すべての建築会社が資金のアドバイスが出来るとは限りませんが?
資金計画書の中身は3つ
一つは建物の金額、二つ目は諸経費の金額、最後に土地の金額を計上していきます。
良くあるトラブルは建築でこれは入っていませんので別途支払ってくださいとか、諸経費で見落としがあって予期せぬ出費をしてしまったとかです。
だからこの段階で正確な資金を計画することで二重ローンのトラブルを回避するのです。
事前審査が通ったら?
めでたく審査を通ったあなたがすることは資金計画で予算を取った土地を探し始める事とモデルハウスなど色々見学することで建物の知識を身につけましょう。
さあ、これから住まいづくりのスタートです。
土地探しにも時間がかかると思います。
1年かかるか2年かかるか分かりませんが、
事前審査が済んでいるので堂々と進めて行きましょう。