建築のプロが語る、形の悪い土地の方が生活空間が確保できる?むだなお金をかけないで。

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「プラン」とは間取りやデザイン、アプローチや車庫などすべての設計のことです。

思い出してみてください。
「お客様に何坪ぐらいの住宅を希望されてますか?」
「リビングは何帖ぐらいお考えですか?」
と聞かれたことがあると思いますが、
よほど明確にイメージしていないと、
お客様は漠然と答えていると思います。

理想の部屋で何をしたいのかで広さが想像できる

例えばリビングでお友達を呼んでわいわいとしてみたいのなら12帖は欲しいし、
家族5人が仲良く集まってゆっくりしたいのならダイニングを4帖、
リビングを10帖にすると良いでしょうし、
家族と料理つくりをしたいのならアイランドキッチンにしてLDK20帖あるとゆったりと作ってさらに寛げると思います。

このようにそこで何をしたいのかが大事なんです。

6帖の部屋に色々置いて4.5帖しか使えない部屋より、
4.5帖の部屋を壁内収納した方が使い勝手が良い。

どうしても処分したくない家具や勉強机などがありますよね!

せっかく広く取った部屋でも家具や机など置くと使えるスペースが意外と変形になり使い勝手が悪くなります。

収納は変形地に、生活空間は四角の平面地に

どうしても四角の部屋を想像しますが、
変形の部屋にして使えるスペースを四角にした方が効率よく使えるはずです。

それが壁内収納です。

建売や企画住宅には無い注文住宅の良さです。

光と風は設計の第二ポイント!

内観・外観を良くするために窓の位置や大きさにこだわりいつでも暗い部屋になってしまったり、
風の通りが悪く夏暑い住宅になったりしないように設計しましょう。

モデルハウスは確かにデザインも良く素人のお客様には良く写るかも知れませんが、現実を考えて下さい!

あなたの家はモデルハウスではない事を!

さいごに

お住まいはひとぞれぞれですが、
たとえばアパートの一般的な広さは15坪ぐらいです。
分譲マンションの3LDKは20坪です。

すると、35坪位欲しいかな?
じつは、実際はそうなこともありません。

うまく設計すれば30坪以下でも十分に子育ては出来ます。
無駄に広くても良いというわけでもないのかもしれませんね。

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